現場の見える化の第一歩!整理整頓って何?
- Eishi Mori
- 2024年2月9日
- 読了時間: 3分

2024年も2月になり、いかがお過ごしでしょうか?
こちらのブログも更新が滞りすみません。ゆっくりと進めていければと思います。
さて、製造業で1度は耳にしたことがある「見える化」、システムのことばかりを指すと思いきや現場でも見える化はあるんです。
今回は整理整頓について、紹介させていただきます!
まず、製造業の現場では、整理整頓は【生産性向上】、【安全性の確保】、【品質管理の向上】など、数多くのメリットがあります。
今回のブログでは、整理整頓の重要性を掘り下げ、製造現場で実践できる具体的な方法を提案します。
1. 整理整頓の意味とは?
整理整頓とは、物事を秩序立てて管理し、必要な時に必要なものをすぐに取り出せる状態を保つことです。
製造業の現場においては、「5S」としても知られる方法(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を通じて実践されます。これらの原則は、無駄を削減し、作業効率を高めるための基盤を作る重要な要素となります。
2. 整理整頓が製造現場にもたらすメリット!
生産性の向上: 必要な道具や材料をすぐに見つけられることで、作業の遅延が減少します。
安全性の確保: 不要な物がなく、すべてが適切に配置されている環境は、作業中の事故や怪我のリスクを減らします。
品質の向上: 整理整頓された環境は、製品の品質を維持するための良い状態を提供します。
3. 現場で実践できる整理整頓の方法
3-1 5Sの実施
整理: 不要な物を現場から取り除きます。必要なものだけが残るようにします。
整頓: 残った物を整理し、特定の場所に配置します。物の固定位置を決め、ラベルや色分けを使って識別しやすくします。
清掃: 作業スペースを常に清潔に保ちます。定期的な清掃をスケジュールに組み込みます。
清潔: 清掃を習慣化し、清潔な状態を維持します。これには、機械のメンテナンスや修理も含まれます。
躾: 5Sの習慣を維持するための規律を確立します。従業員全員がこれらの原則に従うようにします。
3-2 棚や工場内の役割分担
棚毎に役割を決める: 使用頻度の低い道具や部品を格納するために、棚に優先順位をつけていきます。これにより、スペースを最適化し、より頻繁に使用する道具を簡単に取り出せるようにします。
作業場所ごとに役割を決める(フロアマーキング): 作業エリア、通路、安全区域を明確に区分けするために、フロアマーキングを使用します。色やシンボルで区別し、直感的に理解できるようにします。
標識とラベル: ラベルや標識を使用して、物の正しい配置場所を示します。また、操作手順や安全情報を視覚的に表示することで、作業の効率化と安全性向上に貢献します。

4. まとめ
製造業における整理整頓は、【作業場を整える】こと以上に多くのメリットを含んでいます。
生産性、安全性、品質の向上に直接的に関係する重要な要素となりますので、日々の整理整頓活動、ぜひ積極的に行っていきましょ!
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