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何でしなくちゃいけない? 「業務改善」とは何か。

  • 執筆者の写真: Eishi Mori
    Eishi Mori
  • 2023年2月2日
  • 読了時間: 3分

本日はメインタイトルにもなっている「業務改善」について、考えてみます。

そして今回は、どんな業務改善?という説明よりは、何が業務改善!といった概念について説明していきます。


どの会社でも、日々仕事をこなしながら、「もっと良い会社にならないかな」という思いはあると思います。

はたして、「もっと良い会社」って何なのか?

この抽象的な概念を一段階、具体化すると

利益をもっと上げる」「休みが多い会社」「挑戦できる会社」という少しイメージしやすい将来像が見えてきます。

ただ、上記から1つ選び、そのまま掲げるだけでは、ゴールには程遠く、道すら見えてきませんね。

じゃあ達成する為の1歩目として、何が必要か。

答えは一言で表すと【コストの余剰(よじょう)を生み出すこと】です。




「余剰」とは、本来の必要量を越えた余り。のこと。


例えば、

本来8時間の業務を7時間でこなせるようになったとします。そうすると1時間の余剰コスト(時間)が生まれます。


そうすると、この余剰コストは

①「残業代を減らす=コストの削減」

②「勉強時間に費やす=新たなスキル習得(挑戦できる会社)」など様々な物事に有効活用できます。これが、「もっと良い会社」をつくる為の一歩目だと思います。


「1時間早くするって簡単に言うな!」と思った方


そういう声が聞こえてきそうですね。。

はいそうです。その1時間を減らす為に必要なことが「業務改善」なのです。


そもそも1時間、時間をつくるって本当に難しいことでしょうか。


具体的にしていきましょう。


例えば、

2人でできる仕事を3人でやっていないか。

ものを探す時間を長く費やしていないか。

書類を届けるだけで車を走らせていないか。など

日常的に行われている過分コストはおそらくどの会社にも発生しているかと思います。


それらを1つ1つ、分析し、少しずつ時間を縮めていく。

その過程で生じる、一見遠回りにも見える成長痛こそ「業務改善」です。


もちろん業務改善の過程では、「従来の方法の方が早い」「準備自体に時間がかかる」こう言った内容の対立意見が生じることが多くあります。


ただ、この痛みを乗り切らないと「同じ8時間を過ごす会社」として生きていかないといけません。

世の中はものすごいスピードで進化し続け、会社としてのあり方や求められるものも日々変化していきます。


まずは痛みに耐える。というか痛みに慣れる。これができる企業が今後より強く、そして生き残ることができる企業です。





「未来」に使える余剰の準備、「今」の内にしておきませんか。


今の状況、というと各社様々かと思います。

ただ、できることでいいんです。

意外と簡単なことが思わぬ業務改善になることもあります。逆に手間がかかる割に改善される部分が少ないことも然り。ちょっと今日は仕事が早く片付いたな~の日から手をつけるのもアリです。


バランスを共有しながら進めることが、業務改善において実は大事なポイントかもしれませんね。


「業務改善LAB」はそういった業務改善について、現場目線かつ土着的に解説をしていきます。

明日から使える、かも。くらいのスタンスで読んでいただけると嬉しいです。


それでは、次回は「デジタル化とはそもそも何?」をテーマにしていきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

















 
 
 

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